別にダイエットの話じゃないよ(笑。
最近、顕著に“懸念”を感じるタイミングがあるとすれば、いわゆる「何でも屋」になろう、
とするような動きに遭遇した時だ。
「まずAは基本機能として、そしてBの機能も欲しい。
さらにCとDも出来て、できればEとFもあったほうがいいよね!」
“ダッサっ。センス悪っ。”
って、無意識に思っちゃう。
ジョブズが、スマートフォンの機能をアプリケーションというアイコンで分けてくれたように、
これからは、アプリも人も、商品も、常に単一の目的のためにシンプルに存在する。
それこそが“スマート”であり、逆に“オールインワン”という言葉は、昭和時代の古い発想だ。
図鑑と百貨店は、昭和時代の価値観から生まれたモノなんだと思う。
似たようなことは、人にも言える。
“あれも出来てこれも適当にできるけど、特技が無い。”
よりは「これだけは世界一」を持っている人の方が数百倍強い。
特にコレからの時代は。
年を重ねると、多くをまんべんなくこなすことが“美徳”かのように教育する「日本の社会」だけど、
やっぱそれはちがうんじゃないかな、って気がする。
最近自分の周りに、“本当にやりたいことだけに集中することを選ぶ人”が増えた。
彼らはあれもこれもできる“器用”な人種ではないし、そうなることを望んでいない。
だから、「本当に自分がしたいことが何か」を自己で追究して、
それに集中できるよう、“絞る”。
それ以外のことをしないのだ。
でも、それこそがオンリーワンなのかな、という気がする。
自分にしか出来ないこと、を極める。
人も仕事も対価も、もっとシンプルで良い。
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