さて、今年の大ニュースと言えばこれです。
我が社と岩手日報社が共同で開発した自分号外サービス「IWATTE」が
カンヌ国際クリエイティブ祭のメディア部門で、ゴールドを受賞した。
カンヌ国際クリエイティブ祭は、昨年までカンヌ国際広告祭と呼ばれていた
広告業界最大級のアワードだ。
私は一昨年、本賞で「ミクシィ年賀状」でブロンズ(いわゆる銅賞)を受賞して
いるが、ゴールドというランクの賞をもらうのは我が社としては初の快挙らしい。
また、本サービスは、これだけでなく、その後にも
グッドデザイン賞 、Spikes Asia(スパイクアジア=アジア最大級の国際広告祭)
でもゴールドを受賞するなど、多くの国内外の賞を総なめにしている。
このサービスは、
自分にとって最も重要なニュースは自分の周りにある、
というコンセプトで、ウェディングや出産、喜寿、開店祝いなど、
マスメディアでは普段取り上げられないような身の回りのニュースを誰でも
新聞に出来るサービスだ。
このサービスで私はシステム監修を担当しているが、それほど技術的に
目新しいことをやったわけではなく、2年ほど前にシステム開発する際に、
少しマネージメントしただけである。
このサービスは、何よりもそのコンセプトが素晴らしかったのだと思う。
この受賞で最も嬉しかったのは、
私のふるさとである岩手で行われたものであることと、
この受賞に多くの故郷の知人や、周りの若き才能が貢献してくれたことだ。
発案者は、僕が前職時代に「あなたが作るミステリー パ・ズ・ル」でも
ご一緒した、岩手日報社の柏山氏。それに我が社の新聞局、浦上くんが加勢し
実現している。 そもそもこの二人がいないとこのサービス自体、生まれていない。
さらに本賞の応募においては、私の長年のパートナーである丸山安曇とその親友
である岩渕崇が、その才能を発揮してくれたことは、本当に心から嬉しい。
彼らの才能がないと、この受賞もなかったことだろう。
丸山安曇は幸運にも、現地カンヌでの授賞式の場に居合わせたため、
ステージで 我々の代表として、カンヌライオンゴールドを直に受けった。
私もささやかながら、力になれた事を本当に幸運に思う。
ご尽力頂いた多くの関係者の皆さまに心から感謝します。
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