diary

プラスを引き出す、という意識

5 7月 , 2010  

こちらに来てから、「jo-jiさんを見て、僕もやってみようと思った」という
ありがたい言葉を、マスメディア業界の何人かの方から頂いている。
実はこれは岩手時代には、なかなか自分まで届いてこなかった言葉であり、
率直にうれしかった。

新規事業があたりまえのインターネット業界やITベンチャーとは異なり、
既得権益を捨てきれない事情を根深く持ったマスメディア業界で中堅どころの方が、

新しい事業を推進する、

ということは、想像を絶する孤独に勝ち抜く自信からくる行動力と、
その自信を引き出すための「想像力」が必要だ。

 

 

振り返ると、僕は、この「想像力」を自分だけで生み出しているわけではない。
と、下記の梅田望夫氏のエントリーを読んで思った。

直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。

僕は、岩手時代から、まだ自己牽制していない若者(学生)に囲まれて
その確信へ繋がる「想像力」の発端を、彼らから得ていたのかもしれない。

僕と同じく中堅どころにいながら、新しいことを進めていきたい人に、
もし僕が一つアドバイスするとすれば、

「すべてのメンバーの長所を引き出すこと」

である。

これを常に意識しているのと、いないのでは、組織内でのものごとの
進み方に大きく違いが出てくる。

極端に言うと、「誰の短所も口にしない」し、元々、それを意識しない。

すべての意見、否定や指摘を含め、
それは今のこのプロジェクトにとってプラスである、
と、とらえるのだ。

人のあら探しばかりをする大人がいたとしても、気にしなければ良い。

結局のところ、説得力をもった「結果」を生み出せるのは、
想像力と確信を持って実際に前に進んでいる僕たちなのである。

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