Development, International

ギャップをチャンスにする

10 3月 , 2013  

日本とL.Aの行ったり来たりを繰り返している。



こう言えば、多くの日本人は「カッコいい」と感じるのかもしれないが、実際のところ、これがいざ日常になってくると、文化の違い、言葉の違いはもちろん、商習慣、食習慣、そしてほぼ日夜真逆の時差・・その繰り返しは、ほぼサバイバルと言って良い。

ただその分、実に貴重な経験をしている充実感はある。

ありがたいことに、そんな今でも「Jojiさんのような仕事をしたい。」と言ってくれる人がいる。そう言う方々に少しでもお役に立てばと、思考のポイントを綴ることにした。

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今回は、「ギャップをチャンスにする」という話。

 

人によっては至極当たり前の話だが、
僕はこの 「ギャップへの好奇心」から“新しいカタチ”を多々作ってきた。

 

既に社会に出ている方々で、向上心を持つ人達の中には、

「本当にこの場所(会社)で良いんだろうか。」という疑問をもったことが一度や二度はあるだろう。

 

断言は避けるが、人間に資質がある以上、その職場が適性ではない、という人は事実、存在するだろう。

実は、この僕も時折「ここで良いのか」「今、自分は明らかに浮いている」と実感することが多々あった。いや、今もある。

いわゆる「なじんでない」のだ。「なじむ能力が欠けている」のかもしれない。

この「孤立感」を“ストレス”へと発展させる人がいることも知っている。

 

ただ、僕の場合、常にそういう“ギャップ”をプラスに捉えて仕事をしてきた。

つまりその「孤立感」を武器にする。

 

人が

「本当にこの場所で良いんだろうか。」

と感じたとき、「この場所」以外の「次の場所」が魅力的に見えている場合が多い。

 

では次に、

その目指す「次の場所」に見えている要素が、

今の「この場所」(会社またはその業界)には全く不要なのかどうか、を考える。

もし、「ちょっとは要るんじゃないか」と思えるなら、それはチャンスだ。

今の「この場所」で、誰も気付いていない“未来のカタチ”の可能性に、気付いていることになる。

 

もっと言うと、もしその見えている「次の場所」で自分がなじむだろう、と期待しているのならば、
それは、「次の場所」にいる、多くの同類の才能に埋もれてしまう可能性が高いことを意味する。
ワンオブゼム、ってやつだ。

 

僕の大学時代の専攻は「機械工学」だった。
いわゆる、“自動車のエンジンを構成する部品の強度の研究やシミュレーション”をしていた。
ただそこに明確な“好き”は存在しなかった。なんとなく当時、F1が好きだったから専攻したのだ。
僕が新卒で“技術者”として入社した“テレビ局”は、電気通信系の技術者が多く、基本「機械工学」の知識は必要ない。
僕はその当時、“なんで放送局なの?”という大学の教授らの質問に、繰り返しこう言っていた。

「機械工学出身の人が、そのまま機械系の会社に就職しても、何も面白くない。」

 

自分が浮いてしまうこと、そのものを楽しみ、敢えてギャップのある方向へ向かっていた。

 

こうして、

「機械系」から「放送技術」へ、
「放送技術」から「IT技術」、
「IT技術」から「技術開発」、
「技術開発」から「メディアミックスサービス開発」、
「地方」から「東京」、
「放送局」から「広告代理店」、
「クリエーター」から「事業プロデューサー」
「東京」から「海外」、

・・そして現在。

上記に挙げた“職種”、または“両端の差異”には、ギャップこそあれど“両方をつなぐ接点”も存在する。

その左から右へのギャップに“接点”がある以上、ある程度まで“カタチ”にできる可能性がある。

あとは、自己の行動力次第だ。

 

振り返ると、僕は上記に挙げたようなギャップを「好奇心」から自身で発案している。

勝手に「孤立感」を誘発しているのだ。

馬鹿なんじゃないか、と思う時もあれば、アー良かった、と思うこともある。

また幸か不幸か、僕はそんなに多くの人と長く“群れる”ことが得意なほうではない。

 

では、そのギャップを繋ぐ「発想」が正しいのか正しくないのか、は、どう見極めれば良いのか。

 

僕の経験から言うと、それはおのずと周りが決めてくれる。

その“両ギャップを繋ぐ接点”のイメージが大きく間違っていなければ、

出会うべき人や会社の協力は必ず得られる。

 

冒頭でも書いたが、多くの場合、“ギャップ”はストレスとして吐き出される場合が多い。
そう言う時こそ、視点を変えた“自身のポジションの俯瞰”が有効だ。
ストレスと感じていたそれは、

ギャップを感じる自分だからこそ見つけられる“チャンスの入り口”、なのかもしれない。

 

 

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