先日、クローズなセミナーで、佐々木俊尚氏の講演を聞き、第二部で
パネラーとしてご一緒させて頂いた。
佐々木俊尚氏とは、2年前Interopのカンファレンスで僕がモデレーターを
やったとき、特別ゲストとしてお呼びしてから、何度か一緒に登壇させて
頂いているのだが、今回ほどの衝撃は初めてだったと思う。
いやあ、スゴい。
ブログ、ツイッターなどのソーシャルメディアとか、
こんだけ煩雑になってきた時代の情報の流れの全体図を、リアルを含めて
こうも見事にまとめられるのは、彼だけでは無いか、と思ってしまうほどだ。
彼の生い立ちや生き方から来る、ジャーナリストとしての執念というか、本気を
感じる。
僕自身は、評論よりも、具体的な構築物により、可能性を世に提案する
実行部隊である。
そう言う意味では、評論家的な方々の存在意義が、正直時折疑問なときも
あるのだが、俊尚氏ほどの把握力があれば、もはや実践にも大いに
貢献してくれることは間違いない。
というか、実践の場にそういうプロの目をもったコンサルティングが
そろそろ本気で必要な時代になってきたのかもしれない。
メディア、クリエイティブ、テクノロジー、ソーシャル・・。
そして、ビジネスモデル。
メディアや広告の現場は、今、本当に渾沌していると思う。
だからこそ、この時代を楽しむ。
「こんな面白い時代はない。」
そう笑顔で言い残して会場を後にした、佐々木俊尚氏。
何か具体的なプロジェクトで、是非ご一緒したいと強く思った。
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